2016-08-28 カタラーナと人狼の会 京都市伏見区
昨日の丹波橋人狼に続いて京都遠征2日目。人狼を2回戦行いました。1回戦目の詳細は下記のレポートどおりですが、
2回戦目は『かのきち』さんのマンパワーで圧倒的不利な状況から逆転してもらい、栄えある勝利チームに名を連ねる事が出来ました。ありがとうございます。
そして通常人狼2回戦の間に『リヨン』さん考案の「リア充撲滅人狼」を行いました。
通常の人狼より役職が簡素で考える事が少なく参加への敷居が低いです。
その代わり?なのかは判りませんが【キューピット】と【独身貴族】役に裁量と比重が多くなっているのでこの2役を引いた人は少し大変です。
私は1ゲーム目に【キューピット】を引いたのですが、罰ゲームがあると聞いていたので【リア充】カップルを選ぶのに
参加者全員の位置関係が把握できないまま『男 x 女』カップルを選べなかったのです。結局『男 x 男』と『女 x 女』カップルを作成しました。
私は新商品があっても手を出さず、定番商品を購入するタイプ。ほとんど冒険はしないタイプなのです。
『リヨン』さんのご期待に沿えずに申し訳ない。
ゲームマスター:wishigrowさんによる記事はこちら
リア充は撲滅できないカタラーナと人狼の会
第1回戦目 13人村で村人の狂気を見た狂人
・狼3、狂1、占1、霊1、騎1、村6、
本日最初のゲームで引いた役職は【狂人】。自分の中では圧倒的に経験が少ない役職です。 潜伏でもいけるんじゃね?とホームグラウンドMBCで試してみたところ散々だったので、今回は【潜伏狂人】の選択肢はありません。 ある程度陣営の見極めが付く【人狼】での騙り経験は豊富なのですが、 陣営の見極めが付かない【狂人】での騙り経験はあまり無いので密かにプレッシャー・・・。
初日の昼議論が始まり早速役職を出すことに。手だけ挙げて何の役職かは言わずにCOしてもらうことに。
私の右隣の『リヨン』さんとその右の『もりりん』さんが手を挙げます。
この2人だけだと真【占い師】と真【霊媒師】で騙りなしの可能性があるので私も少し遅れて手を挙げます。
続いて役職名を発表します。『もりりん』さんに続き『リヨン』さんも【占い師】だと告白。私も【占い師】を騙ります。
ここで判っている事は、対抗の2人のうちどちらかが真【占い師】でどちらかがご主人(【人狼】)であるということ。
真贋を判断すべく対抗2人の話を注意深く聞きます。話の展開は『リヨン』さんが真占いアピールをしてそれに『もりりん』さんが反論。
それをもとにさらに2人で議論と進んでいき、私のところへは話題は振られず正直置いてきぼり状態・・・。
そのおかげで充分に考える事が出来たのですが、『リヨン』さんの堂々とした態度は真【占い師】っぽい・・・。
『もりりん』さんのローラー上等発言は【狂人】に多いが、
【狂人】は自分だし・・・。真占いであるが故のローラー上等発言なのか狼黒特攻なのか判断がつきません。
白熱した議論の途中で『もりりん』さんの提案で全員の白通知先を発表することに。私は『ゆい』さんへ。『もりりん』さんは『nao』さんへ白出し。
(『リヨン』さんの白出し先は失念。)続いて『もりりん』さんの白出し先の『nao』さんが単独霊媒CO。
白通知先の発表を促した『もりりん』さんの真目が若干アップしたような雰囲気の中、いよいよ占いローラーをして霊媒結果を見る流れに。
結局どちらがご主人か判らないまま投票タイムへ。考えが纏まらないまま投票に向かったので、
『もりりん』さんへ投票し「ローラー上等発言が【狂人】っぽい・・・。」と発言したところで、
(しまった!この投票理由だと狼と推理した『リヨン』さんに投票しなきゃいけない!)と気付きましたが、
今更投票のし直しも出来ずにそのまま着席。結構真目が上がっていたと思われた『もりりん』さんが処刑となりました。
黒塗り特攻(自爆相打ち覚悟で占い狼判定を出すこと)しようかと考えながら迎えた2日目。『nao』さんの霊媒結果は白。
すると残りは『くわーく/狂人』と『リヨン/人狼』さんの人外コンピ。
真【占い師】がいなくなった事に安堵し、ご主人に気付いてもらえるよう何が何でも白しか出さない!と心に決めます。
続いて占い結果を発表。私は初日の【占い師】内訳について喋っていた『つうじい』さんに白出し。
占い理由については「昨日ワンナイト人狼をしましたが、『つうじい』さんは結構決め付けた発言をします。
それが【人狼】目線によるものなのか村の推理によるものなのかを知りたかった。」と尤もらしくて適当な理由をでっち上げます。
対するご主人『リヨン』さんは『かのきち』さんに黒出し。まさにさっきまで私がやろうとしていた黒塗り特攻です。
対する『かのきち』さんは「自分の白(村人陣営)が証明できるなら処刑されてもいい。」と発言。
これで自分の役割ははっきりとしました。『かのきち』さん処刑の邪魔をせず、かつ真占いポジションに収まることです。
まずは昨日の私の投票時発言について「『もりりん』さんが【狂人】と感じたので、昨日の投票は『リヨン』さんにするべきでした。
しかし投票後だったので訂正できませんでした。」と昨日の発言のフォローかつ自分の真占いアピール。
議論中は全くフォローせず『かのきち』さんを見捨てておいた上で投票時に
「私から見たら『リヨン』さん狼なので『かのきち』さんへの投票はありえません!」
と今更ながらに発言し真占いアピール&ご主人『リヨン』さんへ投票。予定通り『かのきち』さん処刑となり夜を迎えます。
迎えた3日目。霊媒COの『nao』さんは生存しており霊媒結果は当然の白。白しか出さないと決めている私は『あっじー』さんに白出し。
『かのきち』さんを見捨てておきながら「こうなること(『かのきち』さん白)は判っていました!」と、超今更ながら発言で真占いアピール。
ここで『つうじい』さんから鋭い質問が飛びます!「『くわーく』さんから見て狼はどこですか?」と。
しかし、白出しが出来る限界をちゃんと計算していた私『くわーく』に隙はありませんでした。「占われていない3人のうち2人。3分の2です。」と即答。
これはすなわち、これまでのらりくらりと先延ばししてきた狼判定が翌日の占い(騙り)結果で確定するということです。
本日の処刑は当然ながらご主人『リヨン』さん。ご主人の黒特攻は無駄にはしませんと祈りつつ投票し夜を迎えます。
霊媒CO者の『nao』さんが犠牲になった事が伝えられ、残り7人となった4日目の朝。
『nao』さんが犠牲者という事は【騎士】は生存していないと見て間違いないでしょう。
上記に書いたとおり、本日の占い(騙り)結果で狼判定が確定する正念場です。
正直これまでは真占いとして振舞うことのみに集中していて、誰がご主人かは推理・考察しておらず全く判らない状態。
間違って黒判定した先にご主人がいたら大変です。
しかし、私『くわーく』には秘策があります!それは占い結果発表を拒否する事!
何も馬鹿正直に【占い師】の振りを続ける必要は無く、ご主人に誤爆するくらいなら【狂人】バレしたほうがマシです。
(※先日のことな人狼での『秋野』さんの言動を 丸パクリ 参考にさせてもらいました)
実は『もりりん』さんの唯一の白判定を受けた『nao』さんは本日襲撃死しており、真【占い師】の白判定者は残っていません。
本日【狂人】バレした私が処刑されても、翌日は5人とも完全グレー状態。
【人狼】陣営にも充分勝機はあります!
という訳で、占い結果を促されたときに堂々と「拒否します!」と宣言。
「どういうこと?」と村の声があがるなかで『つうじい』さんが「【狂人】COしたという事でしょう。」と極めて冷静。
「昨日急に占い能力が無くなっちゃって・・・。」「伊勢神宮に戻ったら能力が復活するんで(往復)6時間ください。」と神宮ジョークをかまして発言終了。
これで私に出来ることは全てやり終えました(達成感)! あとは議論に参加せず遺言の時に何を言おうかなー・・・?
などと考えながら本当にただボケーーーッとしていました。
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・?」
「・・・・・・・???」
「??????????」
「!!!!!!!!!!」
しかしふと我に返ってみると何かがおかしい・・・。
目の前に繰り広げられているのは、まるで私の存在を忘れたかのようにひたすらお互いを殴り合っている村人達の姿・・・。
7人2人狼1狂人なら【狂人】を処刑すれば100%明日は来るのに・・・。
普通はそうして翌日以降の勝負に持ち込むはずなのに・・・。しかし実際は33%の確率の狼処刑を求めて、皆が激しく戦っている・・・。
【狂人】の自分が言うのもなんですがこう思いました・・・。
「コイツら、狂ってやがる・・・。」
しかし呆気に取られてばかりもいられません。こうなった以上、自分も誤爆投票してしまわないようご主人推理をしなければなりません。
さっきまでの達成感などどこへやら。まずは1人目。白っぽい『つうじい』さんに果敢に殴りかかっている『なつこ』さんを認定。
つづいて2人目。今までの拙い記憶を辿ると・・・。そういえば『ユイ』さんが初日に「『くわーく』さんから白出されたから『くわーく』さん信じる!」
と発言してて、やけにあっさり信じられてたなー。と言う事で『なつこ』さん『ユイ』さんをご主人置きして、機会があれば『つうじい』さん処刑に持っていこうと決意。
実際の投票では『つうじい』さんへの票は『なつこ』さんからの1票しか集まらず、『こと』さんと『トキ』さんが2票ずつの同数で最終投票者の自分の番に。
自分の見立てでは2人ともご主人ではないのですが、わずか1分前に考え始めた自分の思考と心中するわけには行かず、決定票は入れず2人の決選投票へ。
2人とも【人狼】で無い限りご主人の票が1票は反映されるので、この方法がベストなはず!との考えもありました。
ドキドキで迎えた5日目の朝。【人狼】2残りならパワープレイが発生するはずなのですが、その気配は全く無い・・・。 パワープレイが起きないのであれば本日は何としても自分が吊られるように仕向けなければ・・・。今度は25%バトルを繰り広げられてはたまったものではない・・・。 などと考えながら動向を見守ります・・・。しばらくして私に向かって『つうじい』さんが「『くわーく』さん今日は占わなかったんですか?」 とここ最近で一番ドキッとさせられた質問をします。大概の質問は即座に答えられるのですが、 この時ばかりは白判断している『つうじい』さんからこのシチュエーションでの質問の意図が全く判らず、まさに絶句しました。 何も答える事が出来なかった私に「大丈夫です。『なつこ』さんに投票すれば勝てますから。」と続けます。 ここにきてようやくご主人2残りと理解出来て緊張の糸がほぐれました・・・。
結局残りのご主人は『つうじい』さんと『ユイ』さんでした。4日目に村人が殴り合っていたのは、
私が全てをやり切ってボケーッとしているときに『つうじい』さんがリアルで村人数を6人と数え間違えていたのが原因だそうで。
でも、ボケーッとしてて良かったです。もしこのときの『つうじい』さんの台詞を聞いていたら、
数え間違えたことをネタに絶対に『つうじい』さん処刑に動いていましたから。
後で『ユイ』さんと話したときに「すぐに『ユイ』さんが狼だって判りましたよ。」って言いましたけど、
正確には上記の通り村人殴り合いの修羅場に遭遇したときに考えてすぐに判ったという意味で、
初日から判っていたわけではないんです。言葉足らずでごめんなさい。
振り返ってみると初日の『ユイ』さん白通知で、狼陣営には占いCO者の内訳は筒抜けだったんですね。
だから自分にはあまり手厳しい質問や攻撃が来なかったのかー。
テキトーに『ゆい』さんと『つうじい』さん指名しただけなのに、結果的に連続で狼囲ってたという奇跡。
そして、自分の想定を超えた修羅場に出会えた奇跡。今回の【狂人】プレイは貴重な経験となりました。
※『 』はプレイヤーネームです。【 】はそれぞれ【村陣営】【狼陣営】【第三勢力】の役職です。