2016-09-18 100名規模愛知人狼ゲーム大会 名古屋市東区


 『ゆうゆ』さん主催の人狼会へ初参加。存在は知っていたのですが「対面!人狼ゲーム in 名古屋」と同じく、 土地勘がある名古屋は後回しにしようと参加が延び延びになっていたところ、100名規模人狼大会の開催を知り早々に参加を決めました。
 初参加ではありますが、場所はいつもドラゴンズの応援に行っているナゴヤドーム(今年は行っていない)のすぐ近くであり、 これまでに見知った関西勢のプレイヤーさんとも顔合わせする事が出来て、アウェー感は全く無く過ごす事が出来ました。
 岐阜人狼会主催の『らす』さんと同卓し、下記の通り濃密な5ゲームを行う事が出来て、今度の岐阜人狼会がとても楽しみとなりました。 一緒にゲームできた人数こそ少なかったですが、いろいろな人たちと会う機会を与えてくれた『ゆうゆ』さんにはただただ感謝です。


名古屋ゆうゆ人狼会ホームページ


今回のルールは初日お告げ(白通知)、連続護衛有りの13人村です。


第2回戦目 13人村でアピールは出来たが投票を間違えた村人 

狼3、狂1、占1、霊1、騎1、村6、

 サクッと初日占い3・霊媒1CO。霊媒CO者『らす』さん進行で議論は進みます。 『foo』さんが占いCO者の一人『まつお』さんに「占い理由を教えてください。」と切り出し、すかさず「いや、お告げですから!」と切り返されるやり取りがあり、頭の片隅に入れておきます。 これに対して『なおき』さんが「(ちょっかい出す)余裕があるので『foo』さん白っぽい。」と発言。私の意見は少し違いましたがまだまだ積極的に打って出る場面ではなかったので静観
 初日投票は『そうじろう』さんと『なおき』さんの決選投票に。最終弁論で『そうじろう』さんが「役職吊るくらいなら【村人】の私を釣ってください。」と発言。 (『そうじろう』さんは【村人】っぽいけど、役職は【騎士】しか残ってないしなー。)とワンチャン狼の可能性を考えて『なおき』さんへ投票。 しかし投票者は私『くわーく』と『foo』さんのみで、『そうじろう』さん処刑となりました。

 2日目は『なおき』さんの占い結果がパンダ(白と黒両方の通知を受ける)となり『なおき』さん処刑。3日目は『なおき』さんに黒出しした占いCO者が襲撃死。 『なおき』さんの霊媒結果は黒で、その日は『なおき』さんに白出しした破綻占いCO者が処刑。4日目に出たその霊媒結果は白。 最後に残った占いCO者『まつお』さんが【人狼】確定で4日目の処刑先も確定しましたので、次の議題に移ります。それは私『くわーく』が


【狂人】確定CO者から白通知を受け囲われている疑惑

  です。


 弁明の機会を与えられたので、以前より頭の片隅に入れておいたことを発言します。 「自分のことではないのですが、『foo』さんが『まつお』さんに占い理由を聞いてちょっかいを出した件について、 2人とも狼陣営であった場合は、万が一『まつお』さんが答えに詰まったりボロが出たりした場合に破綻するので有り得ないと思います。 (『まつお』さんが【人狼】だと判った現在では)『foo』さんは村陣営だと思います。」
 今回の状況では自分の白アピールは難しい状況でしたので、村陣営だと思える人を主張して村に貢献する間接アピールです。 【人狼】だった『なおき』さんも初日に『foo』さん村主張していましたが、 あの時は『foo』さんが【人狼】であった場合は『まつお』さんが【人狼】ではなく、 『foo』さんが村陣営であれば『まつお』さんは【占い師】・【狂人】【人狼】のいずれの可能性もあった状況でした。 あの時点で補足や反論をしても説明に時間が取られるので上記の通り静観していたのですが、『まつお』さんの陣営が確定した現時点での発言はまさにこうかはばつぐんだ! だったと思います。おかげで私『くわーく』は吊り対象にならずに生き延びる事が出来ました。

 翌日にGJ発生し、その日の処刑ではラストウルフを駆逐できず4人で迎えた最終日。 残ったのは初日霊媒COで白確定の『らす』さん。あとは私『くわーく』、『ポン』さん『はりねずみ』さんのグレー勢です。私は結構白めで見られてはいるのですが、 「私を狼と考えなくていいですか?『foo』さんを前日襲撃したのは、私を白く見せるためだと考えなくていいですか?」と最後の一押し
 それに対し『らす』さんから「今までの言動から『くわーく』さんは白っぽい。」とお墨付きを頂戴し、 私も「私に票が流れたら村が負けるので確認をしました。」と締めくくり、全員から同意を得て『ポン』さんと『はりねずみ』さんの一騎打ちに。
 私の予想では若干『はりねずみ』さんが【人狼】寄り。その理由は、私『くわーく』を白判断するときのリアクションが少しオーバーで擦り寄っている感があるというもの。 ただ、そのリアクション自体から受ける印象で判断したわけではなく、自分が狼の時にオーバーリアクションしたという経験から判断。といっても確固たる自信があるわけではなくせいぜい6:4の割合です。 対する『らす』さんの予想は『ポン』さん。『はりねずみ』さんの迷っている感が【村人】っぽいと感じているというもので、これもよくわかります。 投票結果はそれぞれの推しメンを譲らずに決選投票へ。
 私の根拠には自信がなく『らす』さんの主張の方が堂々としていたので、 投票先を『ポン』さんに変えようかなー?と思いながら聞いた最終弁論でしたが、ここで『はりねずみ』さんが【騎士】CO。 続いての『ポン』さんはCOせず。これで『はりねずみ』さんへ投票する意思を固めました。 その理由は『foo』さんこそが【騎士】だから!その理由は下記の通り。


・【騎士】だから護衛先を狭めるため
 『まつお』さんへチョッカイをだした。

・【騎士】だから役職残ってないことを知っていて
 初日決選投票で『なおき』さんへ入れた。






 という訳で今度は確固たる自信を持って『はりねずみ』さんへ投票。結局決選投票でも決まらずに2人のジャンケンで『はりねずみ』さんが勝利し見事村に平和が訪れました・・・。 『らす』さんと『はりねずみ』さんは大喜びで互いの検討を讃えあいましたが、私は推理を外したショックで勝ったのに茫然自失・・・。 『らす』さんの「一生懸命推理して外したのならしょうがない。」という言葉が深く胸に沁みた2回戦でした。


第4回戦目 13人村の不純で軽薄な村人 

狼3、狂1、占1、霊1、騎1、村6、

 結果から先に書くと5人残りで【狂人】吊りを推した私『くわーく』が処刑されて、最終日にPP(パワープレイ)で村敗北でした。 これだけ書くと村なにやっとんねん!って話になりますが、実際は『くわーく』なにやっとんねん!って話です。 なにやっとんねん!具合を初日から振り返って記載していきます。

 今回も今までと同様に初日占い3COでしたが3人全員が『ポン』さんへ白通知! 占いへ【人狼】2COであれば潜伏【狂人】の可能性はあるものの、村陣営にほぼ間違いない『ポン』さんが議論進行していきます。 そこで『ポン』さんから出た提案が何と占いローラー!今までずっとグレー処刑の戦術を取っているが、先ほどの3回戦目も2日目に【狂人】黒特攻 (占いCO狂人が村陣営に黒出しして処刑させ、翌日自分も処刑される戦術)を受けて負けているという理由。 うまくいけば初日に占い騙り狼を駆逐する事が可能という利点があります。 村の意見は賛成派と反対派の真っ二つ。意見は纏まらず霊媒CO者も無いまま初日は『ポン』さん吊り先指定。
 占いCO者3人とも生存したまま迎えた2日目。あらためて霊媒CO者を募りますが誰も出ず・・・。どうやら襲撃死したもようです。 占いローラーの前提となる霊媒結果が見れなくなってしまいましたが、議論は再び占いに手をかけるかどうかへ。

 さて前置きが長くなりましたが、ここから『くわーく』なにやってんねん!具合を記載していきます。 まず私は占いローラー賛成派。理由は今までと同じパターンだとつまらないから。そこには戦術的にどうだとか、村が勝利するためにこうすべきだといったものは一切無し! 動機が不純過ぎます。
 続いて誰が真占いか騙りかアタリがついているのかといえば答えはNO。後から思い返しても、このときは全く占いCO者に関する考察を行っていません。 それどころか何も考えていなかったと思います。おそらくこのときは集中力が切れていたのでしょう。 初日も2日目も積極的に発言する事無く、もし何も聞かれなければテキトーにCO者に投票する指差しマシーンになっていたことでしょう。
 『らす』さんからひとしきり占いAさんが怪しいという考察を聞いた後(考察の内容が全く思い出せない事からも集中力が切れていることが窺い知れます。) その『らす』さんから私への質問と回答が下記の通りです。



『らす』さん:「『くわーく』さんは誰が怪しいと思いますか?」

『くわーく』:「それはこれから皆の意見を聞いて考えます。」


 ローラーを推しておいてまさか「判りません!」と答える訳にはいかなかったので問題を先送りにします。 そして他の人の意見が一通り出た後に再度、


『らす』さん:「『くわーく』さんは誰が怪しいと思いますか?」

『くわーく』:「占いBさんが怪しいという声が多いので、占いBさんには入れません。」

『らす』さん:「むしろ占いAさんが怪しいという声が多いと思いますけど?」

『くわーく』:「じゃあ占いCさんへ入れます。」


 私が考えますといってから2名ほどが「占いBさんが怪しい」という発言をしたので、そこには入れないという完全にバランス派の考え。 しかし、それに対する『らす』さんの返しが「むしろAさん怪しい派が多数」というカウンター。 そんなに占いAさん怪しまれてたんだー。と内心ビックリし、意見を求められる前の皆の意見を思い出せないまま(←数分前の議論内容が思い出せない完全な集中力の欠如) 完全に定年間際の事なかれ主義で再度バランスを取っての上記「じゃあ」発言。 このような軽薄な言動で完全にこうかはいまひとつのようだ状態。 『らす』さんの「じゃあ。って・・・。」と絶句する声が耳に残っています・・・。

 2日目は占いAさん処刑。3日目は占いBさん処刑。そして4日目に占いCさんがDさんへ黒出ししてDさん処刑。 このときに先に占いCさん処刑して次にDさんを処刑するかどうか考える安全策を提案してみましたが、こうかはいまひとつのようだ。
 5日目に残ったのは占いCさん、Eさん、Fさん、『らす』さんと私『くわーく』。占いCさん視点では『らす』さんとEさんが白。私とFさんが未占いです。 はっきり言って何も考察していないので誰が狼かさっぱり判りません。あえて言うなら『らす』さんを村置きするくらいです。 そして占いの内訳も考察していないので占いCさんもローラーの対象としか思っていません。 それに対して村の皆さんは占いCさんを最後に残し、占いCさんの黒出し先を処刑していますので、占いCさんに真を置いているようです。
 ここで再度占いCさん処刑を提案しますが、このときの提案の仕方がこれまた酷かった・・・。 「占いCさん視点、私かFさんのどちらかが狼か私とFさん2人共狼。でも私は狼じゃないから、(完全に1狼1狂人排除出来るという)安全のために占いCさん吊りましょう。」 これだと狼2残りの可能性を示して自分で自分を処刑してくれと言っているようなもの。 やはりこうかはいまひとつのようだ。で、やっぱり私『くわーく』処刑でした。

 占いCさん視点は騙り狼と騙り狂人が排除されかつ占いCさんの黒を処刑できているので私から見ようと誰から見ようと残りは1狼なんです。 その際は私とEさんを順番に処刑していけば村勝利なのですが、それは占いCさんが100%【占い師】と断定できる場合のみ選べる選択肢。 PP(パワープレイ)が起こっていない現状からすると残りの可能性は占いCさん【狂人】+潜伏【人狼】1か、 占いCさん【人狼】+潜伏【人狼】1で、 確実に明日が来るための選択肢として占いCさん処刑という主張自体は間違いではありません。
 しかし、不純な動機と軽薄な言動で信頼度皆無かつ主張の論拠を明確に伝えられないのではどうにもなりません。 以上、信頼を得るためにはそれなりの言動をしなければならないというお話でした。


第5回戦目 13人村で1分で天国と地獄を味わった村人 

狼3、狂1、占1、霊1、騎1、村6、


 咄嗟のときにどう対応するかで人間力が問われます。 そこで問題です。急転直下【人狼】だと疑われたときどう凌ぎますか? 3択:ひとつだけ選びなさい。


答え1:ハンサムの『くわーく』は突如反撃のアイデアがひらめく。

答え2:仲間がきて助けてくれる。

答え3:疑いを晴らせない。現実は非常である。





答え3:疑いを晴らせない。現実は非常である・・・。



 普通に【村人】を引いて迎えた5回戦目。初日占い2CO霊媒1COで真霊媒確定状況で場は進行。【霊媒師】は『らす』さん。 3日目くらい(記憶曖昧)に占いCOの片方が襲撃死。もう片方の占いCO者と『らす』さんが生存し、 【人狼】は1人も処刑できていない状況で残り7人で迎えた4日目。占いCO者は私『くわーく』に黒出し。 『らす』さんの霊媒結果は黒。【人狼】を1人減らせた事に安堵します。
 昨日の処刑者は占いCO者が積極的に処刑へと働きかけていたので、「占いCO者は【狂人】である。」と発言。 内心「間違ってご主人様(【人狼】)を処刑してしまったね。(占いCO者は)今どんな気持ちだろう?(ニヤニヤ)」 なーんて思っていました。後はどのようにしてこの【狂人】を処刑に持っていくか考えていたところ、思わぬ人から思わぬ発言が!



『らす』さん:「撤回します。(処刑者は)白判定です。」



 さらに話は続き・・・。



「占いCO者が【狂人】ならPP(パワープレイ)が起こるはずですが起こっていません。 ですので『くわーく』さん狼です!」



 このときは本当に(自分が引いたのは確か【村人】だったよなー・・・?)と脳裏をよぎりました。 プレイ中に自分の役職を思い返したのは初めてです。考えに考えてようやくしぼりだした発言が(狼3残りということは)「吊られたら村終わる・・・。」 そして私以外の満場一致で『くわーく』処刑となりましたとさ。めでたしめでたし。いやめでたくない!(反語)
 霊媒結果が黒だという事を受けて占いCO者を【狂人】置きしたにもかかわらず、 その前提条件である霊媒結果が変更になっても推理を改める事が出来ず完全に思考がロックしていたため臨機応変な対応が出来ませんでした・・・。



【理想】答え1:反撃のアイデアがひらめく

「占いCO者が【人狼】だった場合、私を処刑したら村終わりますよ?(キリッ)」



【現実】答え3:現実は非常である

「吊られたら村終わる・・・。(オロオロ)」



というわけで、イギーに助けてもらえなかったポルナレフのお話でした。


※『 』はプレイヤーネームです。【 】はそれぞれ【村陣営】【狼陣営】【第三勢力】の役職です。