2018-01-20 名張人狼塾
私が人狼塾主催『えべっさん』と知り合ったのは2017年10月のアスト人狼にて。 子供も含めた人狼会を名張で主催したい!そのために『DD』さんの紹介で各地の人狼会を回っているとの事でした。 その熱意にうたれ12月の人狼塾へ途中参加。そしてもっと楽しみたいと今回は最初から参加と相成りました。
子供だましでは子供は騙せない!
まずは本日同村した『ニワ』さんのツイートから。
人狼塾/最終日4人(小学生2人、つかさ、くわーく)
— ニワ@人狼project (@yoshitaka28) 2018年1月20日
つかさ(村)『僕がLWなら狂人を噛みません』
くわーく(狼)『違います!これが大人のやり方です!煙に巻こうとする悪い大人です!人狼です!』
つかさ(村)『...(ナニモイエネェ)』
投票後...
GM『本日処刑されるのは...くわーくさんです。』 pic.twitter.com/rXhuoErFwA
内容は上記ツイートの通りなのですがそこまでの経緯を少し。
私の狼相方(占い騙り)が顔見知りだったので、夜の襲撃ターンにあるプレイヤーさんへ占い結果黒出しをお願いしたのですが、
GMさんに襲撃先と認識されてしまってその結果はそのプレイヤーさんが襲撃死。
『つかさ』さんには「『くわーく』さん目線【狂人】が噛まれているので、
狼内訳をキチッと説明しなければならない!」とロジカルダイブに口撃されたのですが、
( ゚Д゚)。oO『くわーく』@【人狼】
(黒出し予定先が不慮の事故で襲撃死したので、仕方なく真占いを噛みました・・・。)
と、論理的戦略が崩壊したとは言えず・・・。 仕方なくロジカルな話はしない・させない・持ち込ませない!の非論理三原則! を掲げて飛び出した台詞が上記ツイート。 最早「コヤツは上様の名を騙る偽者!者どもっ、斬れー!」という悪代官の心境。 結果は返り討ちに合い成敗されてしまいましたが、小学生2人には楽しんでもらいなおかつきちっと正しい選択をしてもらえたので満足でした。
子供のセンサー恐るべし!
続いては『つかさ』さんのツイートから【小学生のセンサー】について。
昨日の人狼塾さん。楽しかった!!小学生のセンサーって凄い。その上、盤面を突き抜けて素直に投票してくる素直さ怖い('-'*)笑 ゲストGMもさせて頂いて充実の一日でした!
— つかさ (@rih_0k1) 2018年1月21日
さっきまで打ち合わせしてた気がするけど、今日はこれからクラシックウルフでゲストGMします!当日参加も歓迎(*゚▽゚) pic.twitter.com/TbkQnW84wH
確定霊媒となった小学生に本日投票先を選んでもらったところ・・・。
- 大人で初参加の【人狼】
- 大人で初心者の【人狼】
- クールで経験者の『つかさ』さん(【村人】)
『つかさ』さんをオチに使って申し訳ないですが、
【人狼】という役職を引いて緊張している様を見抜いてズバリ2人的中させています。
このことから判るのは、親を始めとした周りの大人が普段と違う態度を示すあるいは示そうと思わなくても違う部分が挙動に表れると、
子供はそれを見抜く力を持っているということです。
引いた役職は・・・?
子供たちと離れた座席だったので、友好を深めるべく子供の隣の席へ移動。
ヽ(´ー`)ノ『くわーく』@村人
「お菓子食べる?」
ヽ(´ー`)ノ隣の子供
「ありがとー!」
・・・・・
( `・ω・´) 大人たち
「今日の方針は(ワイワイガヤガヤ)」
ヽ(´ー`)ノ『くわーく』@村人
「何か引いた?」
( ・ω・ `)隣の子供
コクリと頷く
( ゚Д゚)。oO『くわーく』@村人
(へー、役職引いたんだー。)
・・・・・
( `・ω・´) 大人たち
「霊媒で出ます!指定先は・・・。」
ヽ(´ー`)ノ『くわーく』@村人
「霊媒師引いた?」
( ・ω・ `)隣の子供
フルフルと首を横に振る
( ゚Д゚)。oO『くわーく』@村人
(占い引いたのかー。)
・・・・・
( `・ω・´) 大人たち
「指定受けたので占いCOします!」
ヽ(´ー`)ノ『くわーく』@村人
「占い師引いた?」
( ・ω・ `)隣の子供
フルフルと首を横に振る
( ゚Д゚)。oO『くわーく』@村人
(じゃあ騎士かー。大切にしなきゃ。)
とまあ大人達の議論には特に参加せず、隣の子供とホンワカした雰囲気で初日終了しました。
大きな見落としをしていた事には全く気付かず・・・。
こどもがひいたやくしょくのこたえ
じ ん ろ う
2日目・・・
( `・ω・´) GM
「本日の犠牲者は『くわーく』さんです!」
「何か(役職)」の問いかけに、まさか潜伏人狼が頷くはずが無いという先入観が目を曇らせていたのでした。 思い込みとは怖いですねー。恐ろしいですねー。それでは次週をお楽しみください。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!
通常の初心者には推理して議論に参加するという関門があるのですが、
子供たちにはそれ以前に大人と対等に話をするというハードルがあります。
しかし子供には、独自に大人の挙動を見抜く力も、自然と大人の盲点を突く特性も持ち合わせています。
ロジカルな話を突き詰めていくと子供は置いてきぼりとなってしまいますので、
パッション性やランダム性を高めたゲーム内容にすると子供にも取っ付き易いです。
その点後半に行った、占い師も霊媒師もいない砲弾乱れ飛ぶハンター村は子供たちにも好評でしたので、
子供も遊べる人狼ゲームはこのあたりにヒントがあるのでは?といろいろ無限の可能性を感じた人狼塾でした。
※『 』はプレイヤーネームです。【 】はそれぞれ【村陣営】【狼陣営】【第三勢力】の役職です。