2016-09-22 第7回ことな人狼会 大阪市浪速区


 前回の「100人規模愛知人狼ゲーム大会」からメモを取りながらのゲームを試してみましたが、これがなかなか酷かった。 メモを取っている間に議論についていけなかったり判定結果を聞き漏らしたりで、CO者と白通知者への投票は外すと決めた際の投票先を間違えたりと散々・・・。 これでは駄目だ!と帰宅してから「ことな人狼会」へ参加を決めました。スムーズなメモ取りが出来るよう慣れる事が本日の第一目標です。
 ことな人狼会は同時役職COを強制せず、コミット(短縮)も無というゆったりとした環境。 そして今回より投票形式がアルティメット形式(好きな人から順次投票)という自分にとってさらにやりやすい環境になりました。
 1回戦目は真占いを信じずラストウルフを信じて村が滅ぶという【リアル狂人】ぶりを発揮。 詳細レポートは【人狼】陣営からのレポートを記載します。


第2回戦目 15人村で身内を切らせてもらえなかった狼 

狼3、狂1、占1、霊1、騎1、村8、
※初日白通知。【騎士】の連続ガードなし。順次投票。遺言有り。


 久々に引いた【人狼】の仲間は『たく』さんと『ぶっさん』。 『たく』さんは以前のことな人狼でも同席した年長者プレイヤーで、ドライブマンスタイルではないものの少なくとも私以上には意見を述べます。 『ぶっさん』さんはことな人狼主催の一人で、先ほどの1回戦目で【霊媒師】として皆を導いていました。 とりあえず2人とも無口処刑になる(発言をしないため処刑投票対象になってしまう)ことは無いだろうと一安心。 あとは私自身が無口処刑の対象にならないように気をつけなければいけません。 ことな人狼会では同時COの強制をしない代わりに、狼同時の顔合わせ時の作戦タイム(誰がどの役職を騙るか?などの打ち合わせ)も無いのでそのまま顔を伏せます。

 迎えた初日の朝、『タカ』さんが「『ぶっさん』が怪しい。」といきなり推しメン(一番処刑したいメンバー)披露。 他のプレイヤーからも賛同の声が出てきます。『ぶっさん』は私の左隣に位置し表情を見る事が出来ないのですが、 推しメン披露メンバーからは真向かいの位置に当たるので、よっぽど表情が怪しげだったのでしょうか・・・? それに対して『ぶっさん』は「処刑することは止めてほしい。」と結構生存意欲を出したアピール。 これは役職を騙るかな?大っぴらに援護は出来ないけどガンバレ!と思いながら事態を静観。結局『ぶっさん』は役職COせず、かつ初日処刑を生き延びることに成功。 初日処刑者は「私が処刑されるとは思いませんでした。私は【占い師】です。初日白通知は『ぶっさん』です。」と遺言を残して処刑。
 夜の襲撃ターンを迎え『ぶっさん』が『タカ』さん襲撃を提案。 殴られた(疑われた)から噛み返す(襲撃する)というのではあまりに透ける(狼だとばれる)と思われたので全力で拒否すると、どこを襲うか逆に聞き返されます。 『タカ』さん以外ならどこでもよかったのですが、襲撃先は決めていなかったので急に委任されて少し困惑。 初日投票では1回戦最終日まで生き延びたメンバーに投票したので、同じく最終日メンバーから選んで襲撃を提案・了承してもらい朝を迎えます。

 迎えた2日目。占いCO者は出ず霊媒CO者は1人のみ。他に占いCO者が出ない状況で前日の【占い師】CO遺言の真偽について議論が始まります。 当然私たち狼陣営は初日処刑者が【狂人】だと把握しています。


・『ぶっさん』が疑われ続けたのに庇っていない。
・自身や『ぶっさん』が処刑されそうだったのにCOしていない。


 などの理由から村の総意としては初日処刑者は人外であろう、初日襲撃者が真占い師であろうとの結論に。 急に振られて適当に決めたのに、占い襲撃できてラッキー!と内心ほくそ笑みます。狼陣営は3人全員が潜伏。 そして狼陣営の方針は「これから2日かけて【霊媒師】を噛み殺す!」作戦です。これを踏まえて、続いての『ぶっさん』の処遇についての議論に参加します。
 私は「初日あれだけ処刑しないでほしいと言っておきながら役職COしないのは怪しい!」と『ぶっさん』推し。 対立構造を演出して、2日後に死亡予定の【霊媒師】に処刑者の色を見てもらい、生き残ったほうに頑張ってもらう作戦です。
※後で『ぶっさん』にCOした方がよかったか聞かれましたが、私が主張する論拠が欲しかっただけなので、どちらでもよかった事を答えました。
 狼仲間の『たく』さんは心得たもので、どのような結果になろうとも生き残るためどちら側にも組せず独自路線を展開。 結局『ぶっさん』に票は集まったものの2人とも処刑は免れ、3狼残りで3日目を迎えます。

 3日目は霊媒結果を見られる事が無いので不要ではあったのですが、以降も『ぶっさん』推しを続けました。 すると逆に『ぶっさん』の信頼度が上がり結局は3人狼残りの完勝で終える事が出来ました。 占い師初日襲撃という幸運があったのはもちろんですが、対立構造を作りかつその両方が生存できたのが大きな要因でした。 そして両者生存できたのは第三の狼仲間『たく』さんがどちら側にも加担せずに中立でいてくれたからこそ! 今までは狼が票を重ねる事が怖いと思っていましたが、狼同士が別のベクトルを向いていても村陣営を惑わす事が出来れば充分に恐ろしい事が判り、とても貴重な経験となりました。


※『 』はプレイヤーネームです。【 】はそれぞれ【村陣営】【狼陣営】【第三勢力】の役職です。