2016-04-02 愛知県名古屋市西区
第4回 朝まで人狼三昧 in くいっくたいむ


 今まで大阪府・京都府・滋賀県と進めてきた県外遠征。 今回は愛知県名古屋市西区のレトロゲーム&カフェバー「くいっくたいむ」さんに参加。 店舗名はご存知(?)ロマサガ2の水系最強呪文の名前ですね。
 店内はボードゲーム、あるいはファミコンやらスーファミやらプレステやらサターンやら (あるいはPCエンジンやその他諸々あったのかな?) などのテレビゲームソフトなどが所狭しと置かれ、 ドリンクメニューもロマサガファンにはおなじみの「アイスソード」や、 こいつは強力すぎる「ザラキーマ」などゲームにちなんだドリンクががズラリと勢揃い。
 『朝まで人狼三昧』は、食事と飲み放題パック付きで『朝まで』飲食しながら人狼ゲームを楽しめるイベントです。 その他にも『朝までボードゲーム三昧』『朝までTRPG三昧』などの『朝まで』イベントを開催しています。


参加の決め手はイベントの開催時間。

何と!
夕方17:00~翌朝5:00迄開催
なんです。


 はいっ、朝までです。つまり徹夜です。学生時代はよく徹夜で麻雀していましたが、最近は麻雀する機会もめっきり減り、 徹夜することなどは皆無で、毎日0:00前には就寝という健康的な生活。一度、


徹夜でっ!

体力の続く限りっ!

トコトン人狼をしてみたいっっ!!



と徹マンならぬ徹人狼への参加を決意しました。


 とは言っても初参加のイベントですので、今回は車移動で飲まずに参加する事に。開始時間から少し遅れる事18:00に会場へ到着。 参加者は10人。まずは挨拶代わりのワンナイト人狼とマスターレス人狼でウォーミングアップ。徐々に皆と打ち解けていきます。パスタをご馳走になり、いよいよ本番。
 議論時間はたっぷりの10分(もちろんコミット時は時間内に議論終了可能)ということで、時間に追われてアクセクすることも無くのんびりと 飲みながら楽しめる人狼ゲームです。私も(ノンアルコールですが)「ガンガンいこうぜ」と注文。 22:00頃にはローストビーフが振舞われていったん休憩(とってもおいしかった!)。終電時間で1人が「ルーラ」で抜け、夜中終盤で1人が飲みすぎで「ラリホー」にかかったものの、 他の参加者は脱落する事無く、5:00まで何と12回も人狼ゲームを完遂する事が出来ました。 イベント終了後は東名阪自動車道へ。亀山PAで2時間仮眠し「ベホイミ」程度に回復しそのまま無事帰宅。
 今回の課題はズバリ人狼側で勝つこと! 4回人狼を引いて3勝し、騙り人狼・潜伏人狼ともに勝利! (そのうち1回は初日処刑されて、相方の頑張りを天国で見守っていたのみでしたが・・・。) 少人数ならではの基本的な役職セット人狼を体力の限り数多くこなせた事は大きな財産となりました。 次回は是非アルコールを飲みながら参加したいです。



徹人狼が楽しめる「くいっくたいむ」さんのサイトはこちら



第11回戦目 9人村で深くもぐった霊媒師 

狼2、狂1、占1、霊1、騎1、村3、(人狼以外の役欠けあり)

 役欠け有りとは、その名の通り【役職】が欠けている(可能性がある)事です。 役欠け無しでは初日犠牲者(NPC)は【村人】固定ですが、役欠け有りでは【人狼】以外のどれかの【役職】がランダムで犠牲者となります。 上記構成の場合は【狂人】【占い師】【霊媒師】【騎士】【村人】のいずれかが犠牲者となります。また、初日犠牲者の【役職】は非公開です。 そのため通常よりも推理の幅が広がります。

 終電時間を過ぎてからは、初めて体験する役欠け有りルールの9人村です。夜も明けようかというラス前の第11回戦。 頭も体もヘロヘロになりながら引いた【役職】は本日初の【霊媒師】。
 初日処刑者の霊媒結果は【村人】で、残り7人で迎えた2日目に(私の中で)場面は大きく動きます。『つかもと』さんが占いCOして『てぃんご』さんに【人狼】出し。 『ごう』さんが霊媒COして初日処刑者に【人狼】出し。ともに対抗CO者はいません。
 まず霊媒CO者の『ごう』さんは人外確定ですが、【人狼】【狂人】かは判別できません。 続いて占いCO者の『つかもと』さんの【役職】は判りませんが、『てぃんご』さんに【人狼】出しをしているので、その霊媒結果を見れば判断が出来ます。 CO者の内訳が判らないままCOするのは得策ではないと潜伏する事に決め、そして『てぃんご』さんが処刑となりました。
 後から冷静に考えると、占い欠けでCO者2人の内訳が【人狼】【狂人】だったら、 3日目にパワープレイが起こったかもしれないのですが、そこまで考えが至りませんでした・・・。あとはひたすら自分が襲われない様にと震えながら祈るのみです。

 2日目処刑者の『てぃんご』さんの霊媒結果は【人狼】と知り、残り5人で迎えた3日目。襲撃を受けたのは占いCO者の『つかもと』さんでした。 まずは吊り縄が2つある(1回は処刑に失敗しても余裕がある)事に安堵です。『つかもと』さんはほぼ【占い師】で間違いなし。『ごう』さんは相変わらず【人狼】【狂人】のどちらか判らず。
 私はすぐには霊媒COせず、議論の流れを見守ります。『ごう』さんの【役職】が判別できない以上、安易にCOして霊媒ローラーも提案出来ませんし、 『ごう』さんが【狂人】なら、【人狼】は『ごう』さんの正体が判っているので、 自分が吊られないよう積極的に『ごう』さんを吊るしに行く発言が出ると思ったからです。
 すると予想通りその発言が『機械人形』さんから出ましたので、霊媒COしてこれまで潜伏していた経緯を語り、その結果『機械人形』さんが処刑となりました。 しかしなながらその日の夜を迎える事となり、ガッカリしながら顔を伏せます。

 『ごう』さんの【役職】が判別出来ないまま迎えた最終日。残ったのは私『くわーく』と『ごう』さんと『所』さん。 議論開始と同時に「【狂人】の人いませんかー?」と私『くわーく』が呼びかけます。 結構しつこく聞いてみましたが、私の呼びかけに二人とも反応無し。ということで『ごう』さんは【人狼】と判明!


 どういう事かというと、『ごう』さんは騙りなので2人の内訳は下記3つです。

1.『ごう』さん【人狼】・『所』さん【狂人】
2.『ごう』さん【狂人】・『所』さん【人狼】
3.『ごう』さん【人狼】・『所』さん【村人】

 上記1.2.のパターンだとパワープレイでやられてしまいますので、いち早く狼の振りをして【狂人】をあぶり出し、 信用勝負で【人狼】に投票させるように仕向けます。 しかし【狂人】は名乗り出なかったため、残りは3.のパターンしかなく、【村人】の『所』さんを説得します。 結果、無事説得に成功し、からくも最終日で村側の勝利となりました。欠け役は【狂人】で、 存在しない【狂人】を探して場を引っ掻き回していたようでした。


※『 』はプレイヤーネームです。【 】はそれぞれ【村陣営】【狼陣営】【第三勢力】の役職です。