2017-08-27 狂人會 マルチシナリオ人狼


私が狂人會主催の『しの』さんと出会ったのは

今年4月の通信人狼(リンク先はそのときのレポート)。

でした。とても印象に残る初体面で、私はほとんど誰にも信じてもらえない【占い師】で最終日は負けを覚悟していましたが、 同じく最終日に残った『しの』さんが私を信じてくれて見事に村が勝利しました。 そのときに人狼歴は浅いと聞いていたのですが「新しい人狼会を作りたいんです。」と言っていたのがとても印象的でした。
 話は変わりますが、私『くわーく』は定番商品が大好きな慎重派です。 ポテチはうすしお・カップヌードルはしょうゆ味でたまにカレー味。 アタリハズレが大きい新商品や限定商品には全く目を向けません。 その私が狂人會の【マルチシナリオ人狼】開催を聞き、 どのようなゲーム内容か判らない状態でその名称のみで興味を持ち、募集早々に参加COしました。


【マルチシナリオとは?(Twipla募集ページより抜粋)】

  • ゲーム中プレイヤーの行動により次ゲームの内容等が変化
  • 固定村、3,4ゲームセット(※途中参加・途中退室不可)


 との記載があるように1ゲーム内で完結せずに、前ゲームが次ゲームに影響を(内容を引き継ぐ)及ぼします。 さらにマルチシナリオは連続したゲームであるとともに独自の世界観があり、 ゲーム前のオープニングでGM兼シナリオ製作者:『カノン』さんがこのように語りかけます。


「永久に続く人と人狼の戦いの歴史 まわる回る廻り続ける回廊の先にはなにがあるのか……。」


 このように始まるシナリオ独自の人狼と人間との戦いの叙事詩が読み上げられます。 そしてゲーム終了後のエンディング、さらにその結果分岐した次ゲームのオープニング、 そのたびにまたまた独自の世界観に引き込まれていきます。 その世界観を固定メンバーで共有しともに戦っていくのです。
 自分は【マルチ】の部分は想像していたのですが、【シナリオ】の部分があるとは全く想像していませんでした。 しかしただ単に人狼ゲームをするだけではなく、こういった外的要因による雰囲気作りも大切で効果があるものなのだなーと感心しきりです。 ちなみにゲーム中はロールプレイをする必要は無く、通常の人狼ゲームで楽しめますのでご安心を。 唯一残念に思ったのは、他の分岐ルートがどうなっていたのか?が判らないこと。 いわゆる「if(もしも)」を知りたいのが人情というものなのですが、 また別の機会にシナリオが使われる可能性があるので明かせないとの事。 こればっかりは仕方が無いことですので、 もし気になる人は複数回参加してみて自力で全ルートを攻略してみて下さい。



 最後に・・・。「強固な絆を持つ2組の双子」として【共有者】2人と 【ジャミンガー】2人(能力は下記4回戦参照)があり質問。


( ゚д゚ )ノ 『くわーく』
「ジャミンガーは共有者のように互いを認識出来ますか?」


( ̄ー ̄) 『カノン』さん@GM
「出来ません。」


( ゚д゚ )ノ 『くわーく』
「ジャミンガーは1人ずつジャミング波を出せますか?」


( ̄ー ̄) 『カノン』さん@GM
「出せます。」


( ゚д゚ )ノ 『くわーく』
「ではジャミンガーは絆が強固なのではなく、ジャミング波が強固なのですね?」


村全体:「 www 」


 というように『しの』さん自身は隣の卓にいたのですが、 『しの』さん製作シナリオの3戦目では笑いも起こっていました。 10月もマルチシナリオ人狼開催予定ですので、興味のある方は是非!




第4回戦目 15人村の村人 

狼3、狂1、ジャミンガー1、占1、霊1、白騎士1、村5、毒男(猫又)1、蝙蝠1
※初日白通知。【騎士】の連続ガード有り、自衛なし。遺言無し。

【ジャミンガー】=狼陣営。占い・霊媒結果は白判定。 夜時間に誰か1人を指定し、その人の(占われた)判定結果を無効に(【占い師】に通知させなく)する。
【白騎士】=村陣営。占い・霊媒結果は白判定。 護衛成功時は【人狼】を返り討ちにし、白騎士自身は生存する。
【毒男(猫又)】=村陣営。占い・霊媒結果は白判定。 処刑時は自分に投票したものを1人ランダムで翌朝道連れ。襲撃死時は【人狼】を1人道連れ。
【蝙蝠】=第三陣営。占い・霊媒結果は白判定。最後まで生き残れば勝利。 【妖狐】のように占われても溶けず、 【人狼】に襲撃されると死亡する。


 自分のプレイスタイルはカットマンスタイル。 あまり序盤に発言したり進行役をしたりせず、よほどの事が無い限り口を挟まず聞き役に徹する対応型。 自分の基本戦術は役職考察にあまり重きを置かず、自分独自の単体精査を元に白置き先を数名決める戦術。 自分の資質は役職CO者が全滅した後に最終盤から捲くる追い込み型。
 今回はほぼ自分のプレイスタイル・戦術・資質どおりの行動で最終盤まで生き延び、 単体精査の推理もほぼ合っていて「ここぞ!」というタイミングで発言したにも関らず、 民意を得られず自身が処刑死となり村が滅んでしまいました。 自身に何が足りなかったのかが良く判る一戦で、非常にためになるゲームでした。 まずは自分目線で初日から振り返っていきます。





 まずは初日。占いに『和夜』さんと『大将』さん、霊媒に『ひら』さんが立候補。 【狂人】【ジャミンガー】などの白判定人外が2名居るのですが、 至って普通な占い-霊媒:2-1陣形に。【村人】の私は特に白を貰うわけでもなくその他グレーの中の一人。 その後の話し合いで『ゆの』さんから「今回の『くわーく』さん何かおかしい!」と疑問を呈されます。 「さっきのゲームは毒(猫又)だったから、吊られよう・噛まれようと強弁しただけで・・・。」 と、私はスロースターターであることをアピールしたところ、 「いや、普段の『くわーく』さんと比べて・・・。」とさらに強烈な一言。


Σ(゚Д゚;)くわーく@ドキドキ
(えっ、そんなに普段の私をご存知で!?)


とまあホンワカしたやり取り。処刑先は霊媒の『ひら』さん指定となり、 指定された『山田』さんが役職名は名乗らないものの回避役職CO(といっても実質【白騎士】か【毒男(猫又)】の2択)し、 役職COの無かった別のプレイヤーさんが処刑に。 村全体での【占い師】の真贋優劣はついていないように感じていましたし、私も真贋考察はしていません。



 迎えた2日目は波乱の展開! 犠牲となったのは私に疑義を挟んだ『ゆの』さんと、回避役職COした『山田』さんの2名。 今回は占われると溶ける【妖狐】の代わりに【蝙蝠】。 という訳で2死体が出るパターンは【人狼】が【毒男(猫又)】を噛んだ時のみ。
 もちろん逆の可能性もありますが、素直に考えると役職COした『山田』さんが【毒男(猫又)】で『ゆの』さんが【人狼】。 という事は初日『ゆの』さんから疑義を呈されていた私は比較的白位置です。 とは言っても自ら率先してこの事をアピールすると却って疑われるのでどうしよう・・・ と考える間もなく『ツボイ』さんがこの事を代弁してくれて2日目早々に私『くわーく』は一躍白ポジションに! とりあえずは自身の白アピに時間を費やす必要が無くなり安堵すると共に、 2日目開始早々にそこまでの考えに至る『ツボイ』さんを第一白置きします。
 占い・霊媒結果ともに黒は出ず。昼の議論時間は【蝙蝠】の存在に言及した『せん』さんが 逆に「2日目で【蝙蝠】の話をするのは早い!」と言い返されて、 終始【蝙蝠】に関する議論で全体的に『せん』さんが押されている感がありました。 中でも特に『きょへ』さんが『せん』さんを強く口撃している感があり、少なくとも2人はは狼陣営同士ではないと思われました。 2日目の自由投票は迷いましたが「狐の話をするのは狐」の格言?通りとりあえず『せん』さんに投票してみると、 思いのほか『せん』さんに票が集って処刑されビックリ! その中でもマークすべき位置にある『きょへ』さんに投票した『ツボイ』さんと『大介』さんをあらためて白置きします。



 3日目もこれまた予想していなかった展開。犠牲となったのは先日目立っていた『きょへ』さん。 未だ占いCO者2人と【霊媒師】は健在であり、占い・霊媒結果共に黒は出ず。 そして本日注目を集め議題となったのは『和夜』さんの占い結果。 『きょへ』さんを占った結果が判らない(ジャミングされた)というもの。 自分の中では『きょへ』さんは全く噛まれ位置では無かったので素直に 「【人狼】の噛み筋が判らない。」と発言します。 ここで確定霊媒の『ひら』さんが「【白騎士】に返り討ちに遭った可能性がある。」事を発言。 全く自分の頭の中に考え付いていなかったことを言及されて思わず(流石!)と心中唸ります。 本日は占いCO者の『和夜』さんと『大将』さんの2人が主役。 『和夜』さんはジャミングされた『きょへ』さんの内訳が何だったのか明確な答えが出せず、 『大将』さんはそれに乗じて『和夜』さんを口撃し、全体的に『大将』さんが押している模様です。
 一方CO者2に対する私の印象について。 『きょへ』さんの言及をする『和夜』さんの表情を一瞥した表情考察では、真剣に考えている感があり『和夜』さん真もありえる。 『大将』さんについてはプレイヤーメタで悪いですが人外でもこのくらい強めの発言力はあるのでどちらとも判断せず『大将』さんはフラット。 ですが私にとっては占い真贋はあまり重要ではなく、 占いローラー+単体考察白置きで戦うつもりなのでは心中の印象は発言しません。 2日目は自由投票だったのですが、この日は『大将』さんから霊媒指定の要請がありグレーが処刑となりました。



 4日目はとうとう確定霊媒『ひら』さんが襲撃死し残り8人で迎えます。 『大将』さんが『ジョージ』さんに黒出し。『和夜』さんが私に白出し。 2日目に一躍白ポジションに登りつめた私は初めての占い対象となり、『大将』さんからはまだ占われていません。 私が白置きしている『ツボイ』さんも『大介』さんも未だ生存しており、 当日の議論の内容は覚えていませんが、議論を経ても私の2人への白置き傾向は変わることはありませんでした。
 4日目投票先をどこに絞り込むかという明確な指示や提案はなく、自由投票で『和夜』さんが処刑死となりました。 ちなみに私は何か違和感を感じ『大将』さんの初日白先『きのこっち』さんへ投票。 同じく『ツボイ』さんも別の『大将』さん白先プレイヤー『のぶ』さんへ投票していました。



 5日目は『大将』さんの白先プレイヤー『のぶ』さん襲撃死。 『大将』さんの占い結果は私が白置きしている『大介』さん白です。 現時点での残りプレイヤーは以下のとおり。確白プレイヤーはいません。


  • 『大将』さん:占いCO
  • 『くわーく』:『和夜』さんの白
  • 『ツボイ』さん:『和夜』さんの白
  • 『大介』さん:『大将』さんの白
  • 『きのこっち』さん:『大将』さんの白
  • 『ジョージ』さん:『大将』さんの黒


 私の頭の中では、昨日『のぶ』さんへ投票した『ツボイ』さんを最白置き。『大介』さんを2番目に白置き。 本日引き続き『大将』さんを占いローラー処理して『ジョージ』さんと『きのこっち』さんを最終日精査する腹積もりです。 ちなみに、黒出された時の『ジョージ』さんの反応に加えて2人の庇いあいや連携具合が全く無かったので 『ジョージ』さんと『きのこっち』さんの2狼はあまり追っていません
 私の白置きかつ『大将』さん白の『大介』さんが占いローラーを同意してくれると話が早いので質問してみると、 「ローラーはしません。『大将』さんを真で見てますから!」という予想外の回答
 引き続いて『大将』さんから『ツボイ』さんと私『くわーく』へ「何故自分(『大将』さん)の白先に入れたのか?」という質問。 『ツボイ』さんの回答は「占いに入れる流れとは思わなかったから。」という回答。 私は夜のターン中ずっと考えていた違和感の正体を「『大将』さんの白先が昨日時点で残り過ぎている。」と言葉にします。 昼の議論は『大将』さんが優勢で進んでいるにもかかわらず、議論中に『和夜』さんを庇う声が無い(自分を含む)。 かといって夜の襲撃ターンで『大将』さんや『大将』さんの白先を襲うでもない。 昼夜含めて何も妨害が無く、まるで無人の荒野を進んでいるかの如く上手く行き過ぎています。 なので「すでに【人狼】が囲われている可能性」に言及し、 さらに「占い真贋に重きを置かないこと」を宣言し、 上記の「『ツボイ』さん『大介』さん白置き」の考察を披露します。
 しかし『大介』さんの『大将』さん真置きの意思を覆すことは出来ず、村全体からも賛同の声は聞こえて来ず。 逆に『大将』さんから「そんな事を言う『くわーく』さんを吊るしかないわー。」との言を頂戴する始末。 それでも自分自身が吊られるという危機感は全く無くてのんびり構えていたのですが、 いざ投票となるとぶっちぎりの最多得票で私『くわーく』が処刑死。もちろん村は負けました。





 さて、長い前置きでしたがここからが本題。 5日目のクライマックスシーンでは、まさに「ここぞ!」というタイミングで 「完璧!」と思える最高の発言が出来ました。 ちなみに白置き単体考察の推理も合っていました。いわゆる『パターン入った!』いう奴です。
 今まででしたら何かしら良い方向への反応があって、少なくとも当日に吊られるということはありませんでした。 しかし今回は全く反応がなく、そして誰一人賛同者は現れず、 さらに『パターンに入った』私がその日に吊られてしまうという何から何まで負の方向への初体験尽くしでした。 もちろん原因はあります。自身に足りなかったのは何なのか?という核心部分をいよいよ記載していきます。
 結論を先に書きます。判りやすく落ちゲーで有名な『ぷよぷよ』で例えると 【連鎖を組み上げて発火をしたら相手の方が大連鎖で撥ね返された】ことと 【相手の連鎖積み具合(村の盤面)を全く見ていなかった】という2点に尽きます。 今回の占いCO者は『和夜』さんが【占い師】で『大将』さんが【人狼】。 私と今回の対戦相手『大将』さんのそれぞれの連鎖の積み具合を確認します。




【『くわーく』の連鎖】

  1. 吊られないよう白アピ(偶然成功)
    初日の『ゆの』さんとのやり取りから偶然2日目に白位置に。詳細は【『大将』さんの連鎖】の猫又処理項目で記載します。

  2. 噛まれないよう発言せず(成功)
    序盤で吊られない位置に来ましたので、是非とも狼さんには別のところを噛んでいただくべく、目立たぬよう発言を控えます。 狼さんにとっての私はSG(スケープゴート)位置確保、私にとっては終盤捲りのためのステルス。 お互いの妥協による着地点の産物です。

  3. 白置き単体考察(推理的中)
    『ツボイ』さん『大介』さん白置きの単体考察は合っていました。

  4. 役職全ローラー(失敗)
    今回の一番の失敗点はここです。 自分の中では役職全ローラーのつもりでも、それに向けての具体的な行動は全く取っていませんでした。 そのため『大将』さん優勢の状況を感じながらも放置し、クライマックスで『大介』さんにローラー拒否されて初めて気付く有様。 最低でも占いCO者『和夜』さんについて、心中に留めておいた表情考察を披露し『和夜』さん真目に見ていると伝えて、 『大将』さん真決め打ちの状況から少しでもフラットに持っていくべきでした。
    また『きょへ』さんへ投票した『ツボイ』さんと『大介』さんを白要素プラスするのであれば、 同じく『きょへ』さんを占った『和夜』さんも真置き要素プラスすべきでした。 それにジャミングされ犠牲となった『きょへ』さんを考える『和夜』さんは、 襲撃先と占い結果を決めた【人狼】でしたらあれほど狼狽しないでしょうし、 狼以外の人外であれば犠牲者への占い結果やジャミングなどは使わないはずですし、 本当に後から考えると、役職考察を放棄しこれらの点を拾えず『和夜』さん真目を追えなかったのは残念です。


【『大将』さんの連鎖】

  1. 初日に囲う(成功)
    初日占いCOし、狼仲間の『きのこっち』さんに白出しして囲い込み成功。 騙れる白人外が2名居たにもかかわらず真狼の2COのみでしたので、 真占いを確定させずに騙り狼占い戦術は上手く行きました。

  2. 猫又処理(成功)
    実は村の予想とは逆で『ゆの』さん【毒男(猫又)】・『山田』さん【人狼】でした。 やっかいな猫又を早々に初日夜で処理成功出来たものの副産物も生み出しました。 『ゆの』さん狼軸で2日目早々に白位置に来た私『くわーく』に対して狼側は強く否定することは出来ず、 私が『ツボイ』さんから白要素を拾う原因ともなりました。 ここはお互いが連鎖を組み上げた状態です。

  3. 3日目霊媒指定(成功)
    2日目時点で騙り狼が潜伏狼を囲っており、既にグレー内には【人狼】は居ません。 その上で3日目に再度霊媒指定進行させて、また一歩勝利へ近づきます。

  4. 真目を取る(成功)
    【『くわーく』の連鎖】役職ローラー(失敗)項目で触れたとおりですが、 私が永世中立国スイスよろしく不干渉主義を貫いているのをよそに着々と発言力を増し、真目を取ることに成功しました。


 それぞれ順調に連鎖を積みましたが、私が対戦相手の連鎖積み具合(村の盤面)を全く確認していないので、 自分の連鎖の一部が失敗(占いローラー不可)していることと 『大将』さんの大連鎖(真目を取っていること)に気づいていません。 このような状態でいよいよクライマックスの5日目にそれぞれ組み上げた連鎖を発火させます
 まずは私『くわーく』が『大介』さんへ占いローラーを提案して発火しますが結果は拒否。 そこへ『大将』さんから私へ「なぜ自分(『大将』さん)の白先に入れたのか?」とおじゃまぷよを降らせて(質問して)きます。 しかし、今まで何回もこの質問を受けては答えに詰まって処刑された私『くわーく』はすでに想定問答集として対策済です。 「占い真贋に重きを置かない」・「単体考察」の2つのパワーワードを軸に、 さらに『大将』さんが何も妨害されず順調に行き過ぎている点を上げておじゃまぷよを相殺し、逆に相手におじゃまぷよを撥ね返します。
 こうしてお互いがぷよ連鎖を発火し終えたのですが、忘れてはならないのがフィーリング連鎖。 意識して積み込んだ訳ではないぷよが偶然連鎖に繋がる、思わぬ援護が貰える重要な要素です。 いつもでしたらここで「『くわーく』さん白いわー!」とか「めっちゃ説得力ある!」とかの 村陣営からの強力な援護を貰い大連鎖に繋がるのですが・・・。 今回はその『フィーリング連鎖』が私には全く無くて、逆に『大将』さんの連鎖へと繋がったところがポイント。 フィーリングを与えてくれる立場の人たちを並べてみます。


  • 白置き『大介』さん:【村人】ですが『大将』さん真視。
  • 白置き『ツボイ』さん:【蝙蝠】
  • 『大将』さん黒『ジョージ』さん:【ジャミンガー】


 ・・・・・。


 ・・・・・。


 ・・・・・。


 絶望感溢れるラインナップで、どうみてもフィーリング連鎖出来そうにありません。本当にありがとうございました。 『大介』さんの真視は自業自得なので仕方ないのですが、 『ツボイ』さんは狼の機嫌を損ねると夜に襲撃死してしまいますので、あまり積極的に介入してきません。 そもそも『ジョージ』さんこそが積極的に私にフィーリング連鎖を降らせる立場なのですが、 【ジャミンガー】とあっては全く援護が期待できません・・・。



 ここで今回二番目の失敗点。 セカンドインパクト(2回目の連鎖組み込み)を狙うべきでした。 今まで連鎖の発火で押し切れないときは無かったので全く頭にありませんでした。 『大介』さんの同意が得られずフィーリング連鎖が無い時点で占いローラーを諦めてしまいましたが、 『ジョージ』さんや『ツボイ』さんへもっと積極的に働きかけるべきでしたし、 少なくとも『ジョージ』さんは立場上は『大将』さんと敵対する立場なのでこちら側へ引きずり込む事が可能でした。
 そして最後のチャンスは『大将』さんが「そんな事を言う『くわーく』さんを吊るしかないわー。」と、 ミスとも言える発言をしたときでしたが、これを再連鎖に繋げることは出来ませんでした。 2狼以下確定の残り2縄の状況で、『大将』さん目線では黒『ジョージ』さん、グレー『くわーく』&『ツボイ』さん。 ここで確定黒の『ジョージ』さん吊りを推さずに、 真視していないからと単なるグレーの私を推す『大将』さんの真目は客観的に見ても限りなく低いです。 この状況を正確に理解して皆に周知出来ればまだ逆転の目はあったかと思いますし、 せめて『大将』さんと『ジョージ』さんの二択に持ち込む提案は出来ました。
 とは言っても短い制限時間のなかで客観視するのはなかなか難しいところですけれどもね。 今回は連鎖の組み込み方からその後のリカバーまで、自分の戦術に足りないものの全てが露わになった、 非常に気付かされる事が多かった貴重な一戦でした。


※『 』はプレイヤーネームです。【 】はそれぞれ【村陣営】【狼陣営】【第三勢力】の役職です。