2016-06-12 第2回丹波橋人狼 京都市伏見区
参加の決め手はズバリ!アルティメット人狼ルールにあり。 人狼TLPTやアルティメット人狼のステージで行われているそのルールとは・・・。
- 投票は順番任意の自由投票
- 投票者は投票時に自由に発言可能(投票者以外の発言禁止)
- 決選投票時は最終弁明あり
- 処刑者は遺言あり
と、投票時に大きな違い・特徴があります。他の人狼会では初日脱落者や交代プレイヤーのことを考えて、 ゲーム時間を短縮するため大体一斉投票、もしくは初日のみ順次投票で以降は一斉投票、というところがほとんどです。 なので、私もアルティメットルールをプレイするのは初めてであり、非常に楽しみにしていました。 それに加えて丹波橋人狼独自のルールが下記の通り。
- 村騙り無し
- 役職者の同時COを強制しない
- 前ゲーム初日処刑者・襲撃死者は次ゲーム初日の投票対象とならない
1.村騙りは本家アルティメット人狼では有りですが、とても高度な戦術かつ村を滅ぼす可能性のある諸刃の剣なので禁止です。
最終日の騙りも禁止なので、PP(パワープレイ)になったら素直に諦めてください。
2.は「これ以降に役職COされても信じない!」という強制COを禁止するということ。
もちろん議論の流れで役職者を募る事を禁止はしませんが、役職者COのタイミングは個々に任せようということ。
それにより初心者が緊張してCO出来なかったりする事態を避けようという狙いです。おまけに騙りの幅も広がると思います。
いずれも皆で楽しめるよう初心者の方に配慮したルール設定となっています。
2月の京都スイーツ人狼以来3ヶ月ぶりの京都遠征。
京都スイーツ人狼で同卓したプレイヤーさん数名と、スイーツ人狼主催の『wishigrow』さんも今回はプレイヤーとして参加。
同じくスイーツ人狼で同卓した『つうじい』さんが丹波橋人狼主催とアウェイではありますが最早
京都は第二の故郷でーす。とか言っちゃってもいいレベル?
『wishigrow』さんの、謎は全て解けた!初日人狼推理で大いに盛り上がった人狼会自体は21:00頃まで全6回戦行われましたが、私は電車の都合で4回戦終了後の19:00頃に会場を後にしました。
私のプレイスタイルは、進行役や発言者がいればお任せして、よほど疑問に思った事が無ければ口を挟まず。 逆に進行役がいなければ積極的に発言していくというスタイル。 一言でいうと卓球のカットマンスタイルです。 なので発言するときとしないときの差が激しく、無口気味の時にはどうしても吊られやすくなります。 しかし今回は議論中に言い残したことがあっても投票時に発言できるためリカバーがとてもしやすかったです。 アルティメットルールは自分のプレイスタイルに合うなーと思いました。
全く推理できずに途中で処刑され、【人狼】2残りで完敗。
早々にほぼ白確ポジションに収まり、最終日まで生き残り勝利。
破綻占い師からの白出しを受けていたため処刑。でも村陣営ががんばって勝利。
今回も早々にほぼ白確状態に。最終日【人狼】へ投票処刑して勝利。
第1回戦目 都議会に参加しなかった都民(15人村の村人)
・狼3、狂1、占1、霊1、騎1、村8、
2日目時点で占いCO者は『ひで』さんと『タカ』さんの二人。私は『タカ』さん真目で見てたのですが、2日目会議はまるで
舛添都知事を追求する都議会のような『タカ』さんへの疑問・質問と『タカ』さんの答弁で終わってしまいました。
ゲーム中は何故『タカ』さんが疑われたのか判りませんでしたが、後で振り返ってみると、それぞれの占いCOタイミングにあったように思います。
初日会議ではまず【霊媒師】を出そうかという流れで霊媒1CO。続けて『ひで』さんが占いCO。
事前情報では初心者との事で「【占い師】を出す場面だと思い、間違えて占いCOした。」との弁。
それに対し『タカ』さんは「最後に投票したい」(※アルティメット人狼ルールでは投票順番は個々で決められる) と発言し、投票時にはじめて占いCO。
『ひで』さんの間違ってCOしちゃった感と『タカ』さんの死にたくない感が印象を決めてしまったと思われます。
結局2日目にほぼ発言無しの私はこれではやばい!と思い「なぜ『タカ』さんが疑われているか判らない。」事と、
「これほど『タカ』さんに集中するのは『ひで』さんが【狂人】だと判っているから。」と『ひで』さんが白出しした相手へ投票。
しかし、この投票が目立ちすぎたのか、私は4日目?くらいに処刑死。狼2残りの村惨敗でした。
答え合わせをすると『タカ』さん真【占い師】で『ひで』さん【狂人】で役職の見立ては合っていたものの、
『ひで』さんの白出し先2人はいずれも村陣営であり、こちらの推理は間違っていました。反省点ばかりが残る1回戦目でした。
まず1つ目の反省点は2日目の都議会でもっと発言をすべきだったという事。
『タカ』さんの発言にとても共感できたので、そこをピックアップしてもっと積極的に擁護すべきでした。
アルティメットルールなのでいくらかフォロー出来ましたが、一斉投票だったらどうなっていたことか・・・。いくらカットマンスタイルでもこれは酷過ぎです。
反省点の2つ目は、議論進行役のへの推理を怠っていた事。今回は進行役2人が狼であり、村が滅びる王道パターンそのままでした。
進行を他者に委ねるカットマンスタイルでは進行役の陣営判断がとても重要になりますが、その思考を放棄していてはいざという時に判断材料がありません。
間違ってもいいのでまずは進行役を判断することが大事だと非常に気付かされました。
第2回戦目 15人村で恥ずかしい思いをした村人
・狼3、狂1、占1、霊1、騎1、村8、
先ほどと同じ配役で行われた2回戦。占いCO者が2人ともそれぞれが別人物に黒出し(占い結果:狼だと告げる)となった2日目。
投票時に、占いCO者に行きそうだった投票の流れを「いやいやいや・・・。」と黒出され者へ投票すべきとアピールしてついでに自身の白アピール。
やっぱり投票時に発言できるアルティメットルールはとっても良く合っている気がします。
黒出され者ローラーを終えた4日目。【狂人】の疑いが濃い占いCO者をどうするか(※もう1人の占いCO者は襲撃死) の議論。
ここで「狼の1票が重くなる前にグレーから処刑したい。」と初めて積極的に意見を述べて採用されます。
結果は『りな』さんと『ゆい』さんが同数で残り、最終投票者である私の番に。
『りな』さんは村人だと信じていたので「決選投票にせずここで決めます!」と宣言して『ゆい』さん処刑。
翌日の霊媒結果は【人狼】と出たことを受け、ドヤ顔で迎えた5日目はさくっと【狂人】処刑。
真占いから白貰っている私と単独CO【霊媒師】とグレー3人で迎えた6日目。
村の皆さんの大方の意見は黒出され処刑のときの投票結果から『りな』さんが怪しいと言っています。
でも、黒出され両方処刑ローラの流れだったので、私は投票結果は関係ないと思っています。
『りな』さん以外のグレー2人を処刑すれば終わると思っています。実際にそのように発言しました。
投票結果は『りな』さん処刑となり村に平和が訪れました。
村の皆さんは大喜び!複雑な表情をした私も歓喜の輪に加えてくれました。推理を外した事もさることながら、
4日目に決選投票にせず狼処刑出来てドヤ顔してたのに、対象者の『ゆい』さん『りな』さん両方とも【人狼】だったなんて・・・。
恥ずかしい思いをしながらも村の皆さんに勝たせてもらった2回戦でした。
第4回戦目 15人村で読み筋が外れなかった村人
・狼3、狂1、占1、霊1、騎1、村8、
今回は3グループに分け、その代表者でジャンケンして、負けたグループを処刑対象とする進行となりました。
そのグループ内でプロテクト者や初参加プレイヤーを差し引くと、投票対象者は『ゆい』さん『nao』さん『ふるてぃ』さんの3人。
前者2人が「生き残りたい」発言、後者2人が決選投票となり、処刑となったのは『nao』さん。
2日目から事態は大きく動きます。霊媒CO者は1人のみで先日処刑の『nao』さんはなんと【人狼】判定。
続いて1人のみの占いCO者は初日「生き残りたい」と言っていた『ゆい』さん。初日お告げ(※GMから【人狼】でない人物を教えてもらえる) は霊媒CO者。
2日目の占い先は私『くわーく』で白判定。初日『nao』さんに投票しなかったのは私と『ゆい』さんと『かんたろう』さんのみで、俄かに『かんたろう』さんに疑いの目が向けられます。
それに対して「『nao』さんは、【村人】だけど生き残りたいと言った。【騎士】だと思ったから投票しなかった。」と『かんたろう』さんの弁。
私の投票理由と全く同じなのでとても共感できましたし、第1回戦目の徹を踏まぬよう積極的に賛意と援護をします。
続く3日目は『ゆい』さんが『ふるてぃ』さんに黒出しして、そのまま『ふるてぃ』さん処刑。
初日投票対象者が【占い師】・【人狼】・【人狼】だという事になるのですが、
初日投票~決選投票までの流れに思いをめぐらし、会議中に積極的な発言はしていませんでした。
その中で、初日投票対象者が最後に投票するように発言したのが誰だったか思い出せず、『ふるてぃ』さんへの投票時に質問の形で発言してみました。
するとすかさず次に投票した『タカ』さんが「『ふるてぃ』さんです。」と応えてくれます。
思い出しました!『タカ』さんが投票対象者が最初に投票するように促したところ、『ふるてぃ』さんが最後にするよう発言していました。
『ふるてぃ』さんは初日『ゆい』さんに入れています。何とか投票を後回しにして生き残ろうとした人外のように思えます。
ライン(※CO者同士のつながり・対抗)は1本しか見えませんが、何の矛盾も見当たりません。
4日目。霊媒こそ襲撃死したものの『ゆい』さんは生き残り、白判定者がまた増えます。
『ゆい』さんが真【占い師】かどうか危ぶむ声もありましたが、まだその段階ではありません。
現在発言しているのは『タカ』さん『かんたろう』さん『ロビン』さんの3人ですが、
これまた第1回戦目の徹を踏まぬようしっかりと陣営判断をしています。
まず『タカ』さんが圧倒的に真っ白。続いて信頼できるのが『かんたろう』さん。『ロビン』さんはイーブンです。
『ロビン』さんはこれまでの3戦で狼陣営・村陣営関係なく怪しい人に質問していくドライブマンスタイルだと判っているので、
これまでずっと『かんたろう』さんを疑い続けていること自体は考慮にいれていません。
でも、残り2人のグレーを処刑していけばおそらく終わります。とスピーチして投票。
第2回戦では恥ずかしい思いをしましたが、今回はこの日をもって無事村に平和が訪れ、村に貢献できたことに満足でした。
後で『ロビン』さんが教えてくれたのが、【騎士】を引いたので生き残るためにしていたという事。
こういう戦術もあるのだなーと勉強になりました。
※『 』はプレイヤーネームです。【 】はそれぞれ【村陣営】【狼陣営】【第三勢力】の役職です。