人狼雑記 アウェイのすすめ その2


前回の続きです。

アウェイで生き延びるために序盤の「引き出し」を増やす方法と、 そもそも感覚的な情報が何も無いアウェイでパッション派が生き延びるためにはどうすればよいのか? という、自分で書いてて需要が無さそうなレポートになりそうですが、 WEB上に散見される人狼の戦術論は役職考察を初めとしたロジックがほとんどだと思いますので、 こういうのもいいかなーと気にせず書いていこうかと思います。 と言う訳で、その極意は『孫子(の兵法書)』にあり!


「知彼知己、百戰不殆。」
(彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず)

意味:敵と自分自身のことを理解していれば負ける危険性はない。

 パッション派が同卓メンバーの癖と傾向を掴むには数ゲームかかってしまうのは仕方の無いこと。 しかし、自分自身のことをしっかりと認識できていれば、敵を知るまでの間にただ無為無策で処刑されてしまう事態は避けられます。 またパッション派と言えども、闇雲ではなく何かしらの根拠に基づいて意思決定をしています。 ただ、その根拠をしっかりと表現出来ていないだけなのです。 そのためにも「自分を知る=自己分析」が必要です。 そして、その自己分析こそが序盤の引き出しを増やすことに繋がるのです。


 では自分を知るためにはどうすればよいのか? それこそがアウェイでの経験を積む事なのです。 やり慣れたルール配役や身内メタが全く通用しないまっさらな状態に身を置くことでいろいろ見えてくるのです。 ここでようやくタイトル「アウェイのすすめ」に辿り着きました。


ん?



アウェイで生き延びられない人が



アウェイで生き延びるために



自己分析が必要で



そのためにはアウェイ戦が必要



これって・・・



循環参照ですよね?



 はい、全くもってその通りです。しかしながら何事も経験が必要と言う事でご容赦を・・・。 せめてこれからアウェイに初参戦するプレイヤーや、アウェイでなかなか成果が出ないプレイヤー (特にパッション派に向けて)の何かの足しになるように、 次回はアウェイでの自己分析の方法と、その結果からのパッション派ならではの序盤の引き出しの作り方、 ならではの独自理論の組み立て方を、自分自身の経験を元に記載していきます。



次回・・・




※『 』はプレイヤーネームです。【 】はそれぞれ【村陣営】【狼陣営】【第三勢力】の役職です。